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トレーサビリティについて
トレーサビリティシステムについて
トレーサビリティ(英:traceability)は物品の流通経路を生産段階から最終消費段階あるいは廃棄段階まで追跡が可能な状態を意味しています。それでは大分県で収穫された椎茸がどのようにお客様の食卓に届けられているかを実際の流通状況を例にして説明します。
生産者佐藤さんの椎茸を追跡
椎茸の生産には天候や湿度が大きく影響を及ぼすため、頻繁に管理し草や木を切ったり環境をコントロールすることが重要なようです。今回は大分県国東市の佐藤さんが育てた椎茸の追跡をしてみます。
原木栽培
自然で育ったクヌギの木を約1メートルの長さに切って、その木に種駒(たねこま)と呼ばれる椎茸の種を埋め込んで栽培を始めます。この方法は原木栽培と呼ばれ大分乾しいたけトレーサビリティ協議会の認定商品は、すべてこの方法で栽培されています。
約2年かけて育てます
椎茸は最初に収穫できるのは、種駒を埋め込んでから約2年後です。それまで生産者の厳しい環境管理が行われます。
収穫
大きく育った椎茸は手作業で丁寧に収穫されます。
椎茸を乾燥させる
このような乾燥機で乾しいたけになります。椎茸は一定時間適温で乾燥させると色や形がきれいなままの乾しいたけになります。天日干しなどもありますが、品質管理が難しいため現在は温風乾燥機で乾燥させるのが一般的です。
市場に出品
出来上がった乾しいたけを大きさや形ごとに選別して、大きな箱に入れて市場に出品します。ここまでは、佐藤さんが管理して行います。
生産者情報を記録
佐藤さんの手元を離れた椎茸は生産者情報が記録された出荷カードを付けて市場に出品されます。市場では出品者と出荷カードの内容が正確かどうかを確かめた上で受け入れています。
競売
市場では商社が競売(オークション形式)によって買い取ります。佐藤さんの椎茸に一番高値をつけた商社によって買い取られました。
市場から生産者情報を送信する
買い取られた椎茸の生産者情報は、市場から買い取った業者と大分乾しいたけトレーサビリティ協議会の事務局にインターネットを利用して報告されます。ここで商社と事務局に情報が渡りました。
袋詰め
市場で買い取られた椎茸は商社により、箱単位で管理番号が付けられた後、選別され袋詰めされます。佐藤さんも原料と製品の関係が記録されます。
固有の製造番号の記載
袋詰めされた商品には、大分乾しいたけトレーサビリティ協議会認定のマークと、固有の製造番号が記載されています。この番号で生産・加工履歴を管理しています。製造番号は業者によって袋の裏側にある場合もあります。
出荷前検査
出荷前には目視検査や金属探知機などで、異物が混入していないか検査を行います。
商品詳細報告
作業終了後、袋詰め業者は大分乾しいたけトレーサビリティ協議会事務局に、製造した商品の詳細(アイテム名、量目、製造数量等)をインタ-ネットを利用し報告します。
出荷
大分県で生産された佐藤さんの椎茸が全国各地の小売店へ出荷されていきます。
店頭へ
ようやく全国の小売店に並びます。
食卓へ
購入された佐藤さんの椎茸は、おいしく召し上がっていただけたようです。
大分乾しいたけトレーサビリティ協議会事務局
ここが大分乾しいたけトレーサビリティ協議会事務局が入所している大分県林業会館です。協議会事務局は、毎月会員から送られてくる情報を分析、チェックし、年に1回以上会員の事業所に出向き、マニュアルどおりに作業及び記録が行われているかを監査します 。
お問い合わせ先
このようにお客様のご購入いただいた椎茸が、製造番号によって大分県産であるということを証明するのがこのトレーサビリティシステムです。安心してお買い求めください。トレーサビリティシステムに関するお問い合わせは、下記にご連絡してください。事務局が丁寧に対応いたします。
TEL:097-546-6420 FAX:097-594-6661
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